看護師の職業病は何かと質問したら、多くの看護師が腰痛と答えるのではないでしょうか。体の大きな人を介助したり、無理な姿勢をとることや、無理な動作を繰り返すこともあり体力勝負の場面が結構あります。そのため、腰へ負担がかかり腰痛になってしまう人が多いです。中にはコルセットを着用しながらや、痛み止め使用しながら働いている人もいます。腰痛は腰の筋肉が緊張し、硬くなってしまうと発症してしまいます。腰とつながっているお尻や前側のお腹の筋肉も硬くなりますので、筋肉をほぐすためにマッサージを受けたりエクササイズを取り入れてみてください。
看護師の仕事は、夜勤があり生活が不規則になることで、不眠症に悩んでいる人もいます。生活のリズムを整えるのが難しいのが原因の１つです。布団に入ってもなかなか寝つけない、夜中に何度も起きてしまう、ぐっすり眠った感じがしないなど不眠の症状にも様々なものがあります。これらの不眠の症状が長く続くと、うつ病になりやすいとも言われているので、職業病だから仕方がないと諦めずに、まずは日常生活を見直しできることから始めてみましょう。例えば運動をすると熟睡を促すと言われていますので、休みの日には運動をするのもいいです。そして、できたら職場にも自分が不眠で困っていることを伝えてみましょう。看護師の仕事は人のために働ける素晴らしい仕事です。だからこそ、長く働けるように自分の体のメンテナンスも忘れずにしましょう。