看護師の職業病ともいえる、生活リズム障害

看護師の仕事は、日勤や準夜、夜勤などのタイムスケジュールで働くこととなります。日勤だけ、夜勤だけという働き方をしているところは少なく、多くは日勤と夜勤を均等になるように割り振って、スタッフのシフトを決めています。夜勤明けは必ず休みにするなど、疲労がたまらないようにシフトは管理されていますが、休みのコントロールだけでは予防に不十分な看護師の職業病があります。それは生活リズム障害です。生活リズム障害となると、身体がいつ寝るべきか起きるべきか、分からなくなってしまうことで活動のアクセルとブレーキが上手く操れなくなり、不眠の原因となったり、何となく体調が悪いなどの症状が現れるのです。
そんな看護師の職業病とも言える生活リズム障害では、乱れがちな生活リズムを整えることが重要です。例えば、日の光をしっかり浴びると身体は朝を認識して目覚めます。強い光でも同じ効果が見込めますが、寝る前にスマートフォンを見るなど光刺激に当てられると目を覚ましてしまうのでリズムが崩れる一因となります。逆に、しっかりとした時間の睡眠をとることが夜のリズムを形成することが出来るので、寝づらいなどの状態であっても、ある程度の時間寝ることが必要なのです。特に、日の出ている時間が短く、寒くて寝づらい冬季にこそリズムは崩れやすくなります。何となく体調が優れない、寝ているはずなのに日中眠いなどの症状が出ているのだとしたら、生活リズムを整えるべきなのかもしれません。自分の健康について見直そうとしているのなら、こちらの「神戸っ子のキレイライフ」が参考になります。